数年前に名前を知って以来、いつかは作品を見たいと思っている作家。

Michal Rovner。

その彼女が、新たに展覧会開くという情報を得た。

 


https://www.pacegallery.com/exhibitions/12916/evolution

3月8日から4月15日までPace Palo Altoで。

初めて見た時から、狼の図像とか、ゆらゆら動く人の影のような形とかが好きだった。人の影とかは、移民のイメージなんだろうか。

 

彼女自身はイスラエル出身で、1997年にテルアビブ美術館賞をもらい、2008年には名誉博士をヘブライ大学で受けている。

 

貧乏人が日本飛び出して見に行けるわけじゃないんだけど、どんなん作ってるのかとか、何考えてるんだろうとか、思うだけでワクワクする。
日本で何かしてくれないかなー。

ルーブルとかテートとかでの実績もあるし、過去に和紙とか使って作品作ったりもしてるみたいだから、普通に面白いと思うんだけど。
PACEギャラリーのお抱えみたいだし、あんまりよそではできないのかな・・・。

以下、インタビュー読んでて気に入ったところ。

「制作に取り掛かって私がまず最初にすることは、何かあるものを記録するか集めるかしたのちに、その細部を消すことです。私はいつも、そうした細部・物語・外層の下に潜って、本当の存在を引き出そうとしています。」( インタビュー記事

「私は抽象芸術が大好きです。いい芸術とは現実の抽象であると思います。私は抽象の中に現実の気配を残したいのです。」
( インタビュー記事 )